設備紹介
当院では、より専門的で高度な診療に対応するため、
さまざまな設備・機器が整っております。
手術室
人工呼吸器
人工呼吸器
麻酔中の呼吸管理を緻密に行うための機器吸気圧、呼吸回数などを細かく変更で切るため、麻酔中の安定した呼吸管理と麻酔覚醒を安定して行うことができる。
電気メス
電気メス
手術中の細かい血管を焼灼、止血する装置避妊・去勢手術から大きな手術まで、出血を管理するために使用特に細かな血管の処理を必要とする手術には必要不可欠。
シーリングシステム
シーリングシステム
電気メスでは対応できない太めの血管を処理するための装置素早い処理が可能であり、状態の悪い動物の手術や速やかに手術を終えなければならない状況で必要となる。
手術用エンジン
手術用エンジン
整形外科や骨を切断する必要がある手術の場合に多く用いられる。
特に骨折の治療や、膝蓋骨脱臼(いわゆるパテラ)、前十字靭帯断裂無菌性骨頭壊死症などで必要不可欠となる装置。
輸液ポンプ・シリンジポンプ
輸液ポンプ・シリンジポンプ
手術中に正確な量で輸液剤を流すための設備麻酔中はさまざまな薬剤をごく微量な単位で調整をすることで安定した麻酔を実施することが可能。
画像診断
CT装置(2022年12月)
CT装置(2022年12月)
X線を使用し、※低侵襲で全身の把握ができる装置。主に腫瘍や呼吸器、整形外科疾患、歯科で用いられる。麻酔が必要にはなるものの、手術計画を立てる場合には周囲の血管や臓器との関連性がはっきりと視認できるので必要不可欠。
※低侵襲とは試験開腹と比較した上での表現。
X線発生装置・
デジタルレントゲン現像機
X線発生装置・デジタルレントゲン現像機
レントゲン検査は骨の状態や、肺の状態、臓器の形や位置を見るために必要な装置で、臓器の性状や中身を確認するには適さない。レントゲンが照射されてから現像までごく短時間でできるために動物への負担が少ない上にデジタル処理されるため精細な画像が得られる。
超音波検査
超音波検査
臓器の性状や中身の状態を把握することに優れており、特に心臓病や腹部の腫瘍などの検索に適している。空気や硬い臓器が苦手なので、肺や骨、食後すぐの検査には適さない。麻酔をかけず低侵襲に臓器を確認できるため獣医学領域では非常に優れた検査機器ではあるが、操作には習熟が必要である。
内視鏡検査
内視鏡検査
食道や胃、十二指腸までをカメラを通して目視できる検査機器。胃の腫瘍や異物、十二指腸の疾患などで侵襲が少なく摘出、生検が可能である。外科手術と同時に行うことにより手術時間を短縮できたり、さまざまな使用方法により動物への負担を少なくすることが可能。
顕微鏡
顕微鏡
細胞診や皮膚検査など、得られた染色細胞の確認をする機器カメラで撮影しており、飼い主様との画像の共有が可能。
血液検査
完全血球計算
完全血球計算
血液中の白血球や赤血球、血小板の性状を細かく把握できる装置炎症や貧血などの把握が可能。
血液化学検査
血液化学検査
いわゆる腎臓の数値、肝臓の数値といった体の中の各種酵素を計測する装置各種酵素の計測は確定診断を得るために行われることもあるが、本来は体のどこに異常があるのか、診断の方向性を確認するためだったり、その項目 で診断が可能な疾患の経過観察のために用いられる。
血液ガス分析装置
血液ガス分析装置
血液中の二酸化炭素、酸素の分圧、血液pHを計測することにより状態の悪い動物の治療の方向性を速やかに決定することのできる装置特に救急医療現場で主に用いられる。
歯科器材
超音波スケーラー
超音波スケーラー
超音波発生装置により生み出された振動を利用し、歯の表面や歯周ポケット内に付着した歯石を除去するための装置。
マイクロエンジン
マイクロエンジン
ストレート・コントラアングル・倍速コントラアングルなど各種ハンドピースに接続し、歯の切削や分割に用いる機器。
歯科用レントゲン
歯科用レントゲン
術前の歯根・歯槽骨の評価、術中の処置確認のために用いる小型X線装置。
コンポジットレジン
コンポジットレジン
歯髄まで到達していない破折歯の保存修復療法、歯内療法における根管充填後の被覆に用いられる。
各種歯科鋼製器具
各種歯科鋼製器具
抜歯、歯の脱臼、歯肉剥離、抜歯窩の処置、歯肉縫合などに用いる。
眼科器材
スリットランプ
スリットランプ
角膜、虹彩、水晶体など目の前部を詳細に観察するための機器角膜潰瘍や角膜接着性障害などの疾患や白内障などの診断をするために必要。
眼圧計
眼圧計
名前の通り眼圧を計測する機器で、緑内障の診断には必要不可欠。
眼底鏡
眼底鏡
眼の後部を観察するための特殊なレンズで、網膜剥離、視神経の異常などを観察・診断するのに優れている。
眼科プローブ
眼科プローブ
眼の腫瘍やより詳細な眼底の状態を観察するために優れている。