今回は2歳の柴犬の膝蓋骨内方脱臼整復手術の治療症例です。
間歇的な左後肢挙上を主訴に来院。膝蓋骨内方脱臼と診断し、 保存療法と外科手術による整復を提案、小康状態でしたが症状が継続していたため半年後に手術を実施しました。
手術は滑車造溝術、脛骨粗面転移術、内側支帯解放、外側関節包縫縮の4手技を組み合わせて実施しました。
術後1年がたちますが、再脱臼や跛行も認められず、順調に経過しています。
術後1年がたちますが、再脱臼や跛行も認められず、順調に経過しています。